よく上記の様な質問をされます。
学生時代漠然と構造を志し、
社会人となり鉄骨造や鉄筋コンクリート造の構造計算を勉強していました。
そんな中、1995年阪神淡路大震災が発生。
現地で見た光景は忘れられません。
構造計算をしていない木造住宅が軒並み倒壊していました。
このとき決めました、
このような惨劇が二度と起きないよう
「日本中の木造住宅を地震で倒壊させない!」
木造住宅の構造計算をしようと。
それから十数年、木造住宅を中心に構造計算を行ってきました。
住宅をつくる側から、構造設計する側へ完全移行するため
「㈱M's構造設計」を設立しました。
しかし、一人の力で構造計算できる住宅は限られます。
そこで、構造安全性に対する知識を持ち、
構造計算できる技術者が増えることでもっと安全な木造住宅が
たくさん増えると考え「構造塾」を設立しました。
デザイン・快適性・省エネ性能と同時に「構造安全性」はとても重要です。
木造住宅は四号特例の弊害で、構造安全性に対する意識が薄い現状があります。
あの日心に決めた
「日本中の木造住宅を地震で倒壊させない!」想いは全く変わっていません。
この現状を打破できるよう日々邁進していきます。