著書紹介

木造住宅にかかわる方々（設計事務所・工務店・ビルダー・ハウスメーカー・プレカット業者・地盤調査業者・地盤補強工事業者・建材流通業者など）、建築を学んでいる学生、木造住宅を建てようと考えている一般消費者の方々などに、幅広く読んでいただける構成としています。

難しいと思われていた木造住宅の「構造」が実は面白いもので、大切なものであることを理解し、それぞれの立場で活用できる一冊です。

疲れたアタマを「構造」でリフレッシュ！！
本書は、空いた時間に気になった項目からサクッと読める、「なるほど。そうなのか！」が満載の構造本です。

本書では、世の中にある「建物が壊れない仕組み」を、ペットボトルから建物・橋まで、幅広く解説しています。

超実践内容で今日からフル活用!豊富なイラストで分かりやすく解説。
平成30年法改正の内容にも対応。構造が分かるツボを教えます!

・確認申請OK≠建築基準法適合
・床から1.35mまではなぜ除く?
・見落としがちな上下階の金物整合
・プレカットでよくある間違い
・基礎の立上りは「梁」と考える

超実践内容で今日からフル活用！
豊富なイラストで分かりやすく解説。
分かるツボを教えます！

確認申請OK≠建築基準法適合
床から1.35mまではなぜ除く？
見落としがちな上下階の金物整合
プレカットでよくある間違い
基礎の立上りは「梁」と考える

今まで木構造の本で途中挫折してしまった方々に、是非お読みいただきたい1冊です!
項目ごとに、会話形式の文章と図解で構成されています。最初に会話を通じて興味や疑問をもち、その後の図解で理解を高めることができます。
また、本書の世界に楽しく入っていただけるよう、専門用語や難しい言葉はやさしい言葉に置き換え、解説しています。

構造には大きく、力学の要素と法律の要素があります。両方とも難しいところがあります。
本書は、力学の細部や法律の解釈などを省略し、要点を理解できるように工夫しました。
力学は図やイラストを豊富に使用し、法律は実務者の視点で、それぞれ解説しました。

建築知識ビルダーズの特集は建築費のコストダウン！
昨今の住宅は建材費や人件費が高騰しているうえに、高い耐震性能・断熱性能が求められ、いよいよ庶民の手の届かないものになりつつあります。
特集では構造を工夫して躯体費を抑える方法のほか、間取りや断熱工事の工夫で建築費を下げる方法など、高性能住宅のコストを下げるためのノウハウを紹介します。

1章
ビックリするほどコストダウン！
構造塾・佐藤実が伝授する構造設計力をグッと上げる6つのルール

木造住宅の基礎の9割はベタ基礎といわれていますが、なぜ多くの人は布基礎ではなベタ基礎を選んでいるのでしょうか？
特集では、なぜベタ基礎が選ばれてきたのか、その理由を解説するとともに、実際は布基礎、ベタ基礎どちらを選べばよいのか、さらには住宅基礎の問題点まで言及します。
そのほか、ベタ基礎の問題点を改善したシンベタ基礎工法を紹介するほか、ベタ基礎と同様に主流となった「基礎断熱」についても、その問題点を指摘しつつ、床断熱が性能、コスト、施工性で優れている点から、
具体的な設計・施工法まで解説します。

【特集】
ベタ基礎が危ない！
佐藤実 ： 正しい基礎設計のススメ
鎌田紀彦： 床断熱「再考」のススメ
神長宏明 ： 基礎貫通配管と人通口のないベタ基礎をつくる
菊池組 ： コンクリート量を削減！ハンチのないベタ基礎
西方里見 ： 洪水被害に強い基礎を考える

今回のテーマは「耐震×間取り」「エコハウス」。
耐震×間取りでは、住宅業界が注目する「構造塾」の佐藤実さん(M's構造設計)に、木造住宅が「耐震等級3」でなくてはならない理由と、その設計手法をわかりやすく解説していただくほか、スーパー工務店や伊礼智さんの「耐震等級3」家づくりを紹介します。
そのほか、西方里見さんの温暖地のエコハウスのノウハウ、エコハウス現場監理手帳の第2弾、日本エコハウス大賞の座談会の様子など読みごたえのある、盛りだくさんの内容です。

【巻頭特集】
木造住宅は、なぜ耐震等3が必要なのか。
・熊本地震に見る被害・間取り・耐震性能の相関性を考える
・木造住宅は地震でどのように壊れるのか
・地震に強い耐震等級3の住宅をつくる
・建基法の仕様規定と性能表示計算、許容応力度設計はどこが違うのか